1938年に就役したアーク・ロイヤルは、新聞記者よって「超大型空母」と称された初めての艦で、その全長は209mに達し、72機の航空機を搭載できた (もっとも、1941年に雷撃された際、これらの艦載機はたいして役に立たなかった)。その後の1943年、今度はアメリカが、排水量4万5千トンのミッドウェイ級を「大型」空母として発表する。ちなみにミッドウェイ級は3隻が就航している。しかし真に「超大型空母」と呼ぶにふさわしい艦があるとすれば、それは冷戦期のアメリカやソ連が開発した原子力空母だろう。アメリカのニミッツ級ともなると、もはや海に浮かぶ街と称してもさしつかえなく、2基の原子炉を動力として20~25年も航行しつづけられる設計となっていた。航空要員を含めて5000人以上の乗員と85~90機の戦闘機やヘリコプターの搭載が可能で、排水量は10万~10万4000トンを誇った。これに加え、ミサイルも搭載できることを忘れてはなるまい。