軽騎兵という兵種は、軍隊の打たれ弱い部分、すなわち司令官や本部、補給部隊、医療部隊、砲兵、通信部隊、工兵などにとって優れた護衛となる。場合によっては、民間人 (主に入植者や労働者) の安全確保のために彼らが用いられることもあった。実際、アメリカ西部、南アフリカ、オーストラリアへの入植の際には、荷馬車の列や輜重隊、鉄道敷設作業員、時には駅馬車 (要人や重要なものを載せている場合) に軽騎兵が同行し、敵意を持つ原住民が多くいる地域を無事に移動できるようにした。護衛役の兵士のなかにはこうした「子守」に不満をもつ者も多かったが、彼らがいることで移動速度が向上し、到着が早まることもあった。護衛する側とされる側、どちらにとっても喜ばしい結果となったわけである。