伝説の海の民がエーゲ海に現れた紀元前14世紀頃から、沿岸の村や町は繰り返し海賊の被害に遭った。古典時代には、イリュリアとティレニアはともに海賊として知られていた。また、早くも西暦258年には、ヘルール族が黒海やマルマラ海の沿岸の街を荒らしている。海賊船団は、港に船を停泊させてそこを荒らすことができなかったので (それを防ぐために大砲つきの砦が建てられた)、上陸して街を襲う襲撃隊が必要だった。いわゆる海賊の黄金時代、フランソワ・ロロネー (マラカイボ)、ヘンリー・モーガン
(パナマ)、フランシス・ドレイク (サントドミンゴとカルタヘナ) といった面々が率いた襲撃隊は、大きな成功と利益をあげた。