第一次世界大戦後半、長距離爆撃が激しさと頻度を増すと、防空を目的とした戦闘機が設計されるようになった。こうした機体は「迎撃機」と名付けられた。大戦の合間に敵国内の標的を爆撃するという戦法 (イタリア人軍事学者のジュリオ・ドゥーエが説いた) が広まると、迎撃機の設計もいっそう盛んになった。迎撃機には2つの方向性があった。比較的軽量でスピードに優れ、爆撃機が目標に到達する前に叩くタイプ。そして悪天候や夜間でも航行可能な、より大型で航続距離も長いタイプである。冷戦期、アメリカとソ連の両陣営は、ともに多数の迎撃機を維持していた (とはいえ、核戦争になってしまえば、たいして活躍できなかっただろうが)。