石工術によって解除される施設。砂漠、砂漠 (丘陵)、氾濫原 (砂漠)にのみ建設可能。 信仰力+2、 食料+2。隣接する区域からの産出量が増加する。都心に隣接している場合、 食料+1。その他の隣接ボーナスが発生する区域が隣接している場合は該当ボーナス+1。

紛争を断続的に繰り返すうちに、ヌビアの文明はナイルのはるか川下にある強大なエジプトの影響を知らず知らずのうちに受けていた。ヌビアの弔いの風習は、最終的にエジプトと似たものになっていく。紀元前1千年紀のある時点から、ヌビアのクシュ王国では王や女王をピラミッドに葬るようになったが、これもエジプトの諸王朝の影響に他ならない。

ピラミッドについて言えば、ヌビアはエジプトとかなり異なっていた。国家財政を破綻させかねない巨大で複雑な墳墓を築くのではなく、より現実的なやり方を選択したのだ。彼らのピラミッドは基部の1辺が8メートルほど小さなもので、側面は鋭い角度でそそり立ち、豪華に飾られた入口の先に墓室があった。ヌビアが滅んだ後、こうしたピラミッドの財宝は墓荒らしによってほぼすべて持ち去られてしまったが、ピラミッド自体はヌビアの遺産として今もその姿をとどめている。