地理的にオーストラリアの中心に位置する巨大な砂岩。低木が茂る周囲の平らな土地から突出しているこの「岩の島」のような地形は、学術的には「残丘 (インゼルベルグ) 」と呼ばれている。周辺地域のアボリジナルからは「ウルル」と呼ばれており、アナングの人々は遥か昔からこの巨岩を文化的、精神的な要として扱ってきた。1873年、この巨岩を見つけた白人探検家が、当時の南オーストラリア植民地首相ヘンリー・エアーズにちなんでつけた、「エアーズロック」という名前でもよく知られている (ヘンリー・エアーズ本人よりよほど有名だ)。ウルルはたいへん美しく、太陽の当たり方で色が変わって見える。夜明けと夕暮れ時は特に壮観だ。