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ヒメリオス

フェルディナンド・マゼラン

フランシス・ドレイク

フランツ・フォン・ヒッパー

ホレーショ・ネルソン

マシュー・ペリー

ラージェーンドラ・チョーラ

ラスカリーナ・ボウボウリナ

レイフ・エリクソン

航海者ハンノ

鄭一嫂

鄭和

東郷平八郎

李舜臣

大預言者

フェルディナンド・マゼラン
歴史的背景
ポルトガル生まれのすぐれた航海者で、スペインに仕えた探検家であったマゼランは、史上初めて世界一周を果たした船団を指揮したことで知られている。ただし、マゼラン自身は途中で命を落としており、本人が世界一周を果たしたわけではない。

マゼランは1480年にポルトガルの貴族の家に生まれ、短期間ながら幼少期にはポルトガル宮廷に小姓として仕えた。青年になると、マゼランはポルトガルの植民地進出のためにインドに渡り、10年近く現地で暮らしたが、副業にしていた未認可交易が原因で失職してしまう。だが、時代は折しもトルデシリャス条約によって世界がスペインとポルトガルの間で分割された直後であり、進取の精神に富む彼は、探検家としてスペインに仕える機会を得ることに成功する。1518年3月、香辛料諸島へ西回りで至る航路を求めていたスペイン王カルロス1世 (ローマ皇帝カール5世) から巨額の資金を与えられたマゼランは、1519年9月、5隻の船に乗り込んだ270人の船乗りたちとともに旅立った。

探検は困難をきわめた。大西洋横断に予定より手間取り、暴動が発生しかけたこともあった。船団のうち1隻は、パタゴニアを抜ける海路を探そうとして消息を絶った。また、別の1隻は、探検を投げ出して帰ってしまった。その後、南アメリカ大陸南端の海峡を発見し、それを海図に記した一行は、ようやく太平洋に入った。マゼランの考えでは、そこから香辛料諸島まではほんの数日の距離だった。だが、それはたいへんな間違いだった。彼は太平洋の広さを完全に見誤っていたのだ。

マゼランは、フィリピンのマクタン島で部族間の争いに巻き込まれ、死亡した。それから約1年後の1522年9月6日、生き残ったわずか18人の乗組員と1隻の船 (出発時には5隻あった船団のうちで最も小さな船だった) がスペインへの帰還を果たす。せっかく生きて戻った彼らだったが、支払われた報酬は約束の額に満たなかったという。

このマゼランの大遠征は、地球のほぼ正確な大きさをはじめ、数々の科学的な発見をもたらした。だがそれ以上に重要だったのは、世界一周が可能だと実際に証明したことだった。この発見により、ヨーロッパの大航海時代は、いよいよ全盛期を迎えることになったのである。
固有能力

退職 (チャージ1)

このタイルにある高級資源と同じものを1つ、 首都が無償で得る。 ゴールド+300 (「標準」スピードの場合)。

パッシブ効果

2タイル以内にいるルネサンス時代および産業時代の海洋ユニットの 戦闘力+5、 移動力+1。

PortraitSquare
icon_unit_great_admiral

特性

ルネサンス時代
大提督
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歴史的背景
ポルトガル生まれのすぐれた航海者で、スペインに仕えた探検家であったマゼランは、史上初めて世界一周を果たした船団を指揮したことで知られている。ただし、マゼラン自身は途中で命を落としており、本人が世界一周を果たしたわけではない。

マゼランは1480年にポルトガルの貴族の家に生まれ、短期間ながら幼少期にはポルトガル宮廷に小姓として仕えた。青年になると、マゼランはポルトガルの植民地進出のためにインドに渡り、10年近く現地で暮らしたが、副業にしていた未認可交易が原因で失職してしまう。だが、時代は折しもトルデシリャス条約によって世界がスペインとポルトガルの間で分割された直後であり、進取の精神に富む彼は、探検家としてスペインに仕える機会を得ることに成功する。1518年3月、香辛料諸島へ西回りで至る航路を求めていたスペイン王カルロス1世 (ローマ皇帝カール5世) から巨額の資金を与えられたマゼランは、1519年9月、5隻の船に乗り込んだ270人の船乗りたちとともに旅立った。

探検は困難をきわめた。大西洋横断に予定より手間取り、暴動が発生しかけたこともあった。船団のうち1隻は、パタゴニアを抜ける海路を探そうとして消息を絶った。また、別の1隻は、探検を投げ出して帰ってしまった。その後、南アメリカ大陸南端の海峡を発見し、それを海図に記した一行は、ようやく太平洋に入った。マゼランの考えでは、そこから香辛料諸島まではほんの数日の距離だった。だが、それはたいへんな間違いだった。彼は太平洋の広さを完全に見誤っていたのだ。

マゼランは、フィリピンのマクタン島で部族間の争いに巻き込まれ、死亡した。それから約1年後の1522年9月6日、生き残ったわずか18人の乗組員と1隻の船 (出発時には5隻あった船団のうちで最も小さな船だった) がスペインへの帰還を果たす。せっかく生きて戻った彼らだったが、支払われた報酬は約束の額に満たなかったという。

このマゼランの大遠征は、地球のほぼ正確な大きさをはじめ、数々の科学的な発見をもたらした。だがそれ以上に重要だったのは、世界一周が可能だと実際に証明したことだった。この発見により、ヨーロッパの大航海時代は、いよいよ全盛期を迎えることになったのである。

特性

ルネサンス時代
大提督
固有能力

退職 (チャージ1)

このタイルにある高級資源と同じものを1つ、 首都が無償で得る。 ゴールド+300 (「標準」スピードの場合)。

パッシブ効果

2タイル以内にいるルネサンス時代および産業時代の海洋ユニットの 戦闘力+5、 移動力+1。

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