経済政策スロット+1。 ゴールド+50%。

銀行が存在する商業ハブ区域に隣接した川の隣にのみ建設可能。

「ビッグ・ベン」とはウェストミンスター宮殿 (英国国会議事堂) の北端に立つ時計台「エリザベス・タワー」の中に設置されている巨大な鐘の名前である。この時計台はかつては「クロック・タワー」と呼ばれていたが、エリザベス2世の在位60周年を記念して現在の名前に改称された。イギリス人やロンドンを訪れる観光客の中には、時計塔そのものを指して「ビッグ・ベン」と呼ぶ者も多いが、正確に言えばこれは誤りということになる。1856年の8月にストックトン＝オン＝ティーズの鋳造所で作られた最初の鐘は、16トンの重さがある巨大なものだったが、ロンドンへ運ぶ途中でひびが入ってしまったため、ホワイト・チャペル鋳造所で新しい鐘が作られた。振り子は王立天文台長によって設計され、時計職人のエドワード・デントとその継子であるフレデリックによって1854年に完成した。振り子の動きは非常に正確で、1ペニー硬貨をその頂点部分に加えることで速度を調整できるようになっており、1ペニー硬貨を1枚加えたり取り外したりすることで変わる振り子の速度の幅は、1日でわずか0.4秒にすぎないという。こうした鐘や振り子は、1859年の時計台の完成を待ってようやく据え付けられることとなり、戦争や故障などで沈黙することもときにはあったものの、以来、時鐘の音色を街に響かせつづけている。