労働者がインドネシア固有の施設「カンプン」を建設できるようになる。

漁船に隣接するたび 生産力+1、 住宅+1、 食料+1。技術ツリーと社会制度ツリーの発展にともない、 生産力、 住宅、 観光力がさらに追加される。海洋資源に隣接する沿岸/湖タイルにのみ建設可能。

小さな島々がひしめきあう東南アジアでは、住まいの確保や、どのようにして民を河川の氾濫や野生動物から守るかが、統治者の悩みの種となっていた。彼らが出した答えは、高床式の家屋を密集させた村落だった。これがカンプンである。

カンプンとは「近隣」を意味する一般的な言葉だが、インドネシアのカンプンは、ジャワの人々が世界のどの島よりも高い人口密度を実現した一因として有名だ。外国からの訪問者たちも、インドネシアやマレーのカンプンの効率性には驚きを禁じえなかったという。集合住宅を意味する英語「compound」とカンプンの響きが似ているのは、単なる偶然ではないのかもしれない。