グルジア固有の建造物。ルネサンス時代の防壁より 生産コストが低い一方、外郭の防御力はより高い。社会制度「自然保護」に到達すると 観光力+3。 信仰力+4。黄金時代には 観光力と 信仰力+100%。

グルジア (現在はジョージアと呼ばれている) の要塞は、丘陵や岩だらけの絶壁に築かれ、地上を見下ろす高みから国を守った。こうした要塞はツィクと呼ばれ、半円形や三角形の鋸壁 (城壁上部の、上に飛び出したような部分) がついた背の高いカーテン状の壁を特徴とし、城壁が交差する連結部には塔が設けられていた。

グルジアの要塞は高所に建てられていたため、難攻不落を誇った。この種の砦はアレキサンドロス大王の時代から存在していたが、グルジア人は17世紀に至るまでこれを効果的に利用した。