労働者がペルシア固有の施設であるパイリダエーザを建設できるようになる。

文化力+1、 ゴールド+2。アピール+1。隣接する聖地、劇場広場1つにつき 文化力+1。隣接する商業ハブ、都心1つにつき ゴールド+1。技術ツリーと社会制度ツリーの発展にともない 文化力、 観光力にボーナスがもたらされる。雪原、ツンドラ、雪原丘陵、ツンドラ丘陵、別のパイリダエーザに隣接するタイルには建設できない。

パイリダエーザとは、人工的に整えられた土地を塀で囲った庭園である。アッシリア帝国の初期から存在したと考えられており、その名前は「楽園」を意味する英語、「パラダイス」の語源ともなった。長方形の塀によって囲い込まれた空間には美と秩序が溢れ、塀の外に広がる荒涼とした自然とは鮮やかな対比をなしていた。パイリダエーザにおいては水が重要な要素として扱われ、庭園内部には池や川、噴水などが作られることが多かった。

パイリダエーザを築くことは、不毛の地に生命の楽園を築く国の力を誇示することであり、統治の道具として重要な役割を果たしていた。アケメネス朝においてパイリダエーザは、王家が所有する狩猟場と一体化した形で築かれるようになったが、これは帝国とその領内の自然界を共に支配しようとする意志の表明だったと言えるだろう。