北海のごく一部分にしか接していない生まれ立ての国家であるにも関わらず、17世紀後半のオランダは桁外れの艦隊を擁していた。その強力な戦列艦は、フットボール (どのフットボールかを問わず) 競技場の半分に匹敵する全長を誇り、80門以上の砲が2つの砲列甲板にずらりと並んでいた。
オランダの戦列艦の代表が、旗艦デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン (「7つの州」) である。この艦は英蘭戦争のいくつもの戦闘で海軍の主力として活躍し、誰も予想しなかった勝利を商業国家オランダにもたらした。こうした戦列艦により、オランダは自分たちより大きな海軍力を持つ (と考えられていた) 国とも渡り合えることを証明したのである。