コンセプト
文明/指導者
都市国家
区域
建造物
遺産とプロジェクト
ユニット
ユニットのレベルアップ
偉人
技術
社会制度
政府と政策
宗教
地形と特徴
資源
施設と道路
総督
歴史的瞬間

太古

古典時代

中世

産業時代

近代

原子力時代

情報時代

未来時代

横帆船
説明
乗船したユニットの 移動力+1。
歴史的背景
2本のマストと横帆を備えた船は14世紀なかばの地中海に初めて登場し、それまで何千年も使われてきたラテンセイル (大三角帆) にとって代わった。横帆自体はそれ以前から北ヨーロッパで使用されており (コグ船およびロングシップ)、十字軍も輸送船に採用している。横帆船の優れたスピードと操縦性により、十字軍はより迅速に聖地まで出向いて戦えるようになった。それから短期間でヨーロッパの船は船首楼甲板、船尾楼甲板、バウスプリット、見張り台、3本以上のマストなど、数々の設備を持つようになっていった。

大航海時代には、ポルトガル人によって横帆を張ったキャラベル船 (丸い船尾の形から、ポルトガル語で「丸いキャラベル船」を意味する「キャラベラ・レドンダ」と呼ばれた) が造られ、大海を渡る長い航海のために使われた。後に登場する巨大なガレオン船の前身となったキャラベラ・レドンダは、航海者たちに最も信頼され、最も利用される海上交通手段となった。ちなみにマゼランが1519年に世界を1周したときの艦隊は、キャラベル船のみで構成されていた。海洋の歴史はその後3世紀に渡って、巨大な横帆船によって支配されることになる。ヨーロッパ人は横帆船に乗ってアメリカとアジアに繰り出し、極東の地から富を奪い、ヨーロッパ人同士で戦争をしかけあったのだ。

ナポレオン戦争以降は、大砲を装備した戦列艦 (3層90門の砲を備えた1等艦から、18門のみの5等艦まで多様であった) 同士が砲火を交えるようになった。フリゲート艦やバーク船は敵の商船を追いかけ回し、アメリカ南北戦争では高速の横帆船が封鎖突破船として北軍の艦隊をすり抜けていった。高くそびえるマストに多数の帆を張った
クリッパー船が太平洋を往来し、横帆のアメリカの捕鯨船はクジラを絶滅寸前まで狩りつくした。

しかし、帆船時代のロマンスにも終わりの時が近づいていた。1821年、イギリス製の最初の鉄製蒸気船、116トンのアーロン・マンビー号 (船名の由来は、建造した鉄工所の工場主の名前である。よほど自信があったのだろう) が海に出た。船の建造や維持にかかる費用は蒸気船よりも帆船のほうが安く、初期の蒸気機関はおそろしく信頼性の低いものだった (そのため、ほとんどの蒸気船はマストと帆も備えていた) が、それでも横帆船の終焉は目前に迫っていた。事実、それから1世紀もたたないうちに、帆船と言えば金持ちのヨットくらいのものになってしまったのだ。
PortraitSquare
icon_tech_square_rigging
「自然に近づく物を人が生み出すことは滅多にないが、帆船はそのわずかな例外だ。」
- アラン・ヴィラーズ
「船を動かすのはそそり立つ帆ではなく、目に見えない風である。」
– イギリスのことわざ

解除

フリゲート艦
デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン

条件

ルネサンス時代
必須技術
研究コスト
基本コスト: 730 科学力
ブースト
マスケット銃兵でユニットを倒す。

進捗

派生技術
PortraitSquare
icon_tech_square_rigging
説明
乗船したユニットの 移動力+1。
歴史的背景
2本のマストと横帆を備えた船は14世紀なかばの地中海に初めて登場し、それまで何千年も使われてきたラテンセイル (大三角帆) にとって代わった。横帆自体はそれ以前から北ヨーロッパで使用されており (コグ船およびロングシップ)、十字軍も輸送船に採用している。横帆船の優れたスピードと操縦性により、十字軍はより迅速に聖地まで出向いて戦えるようになった。それから短期間でヨーロッパの船は船首楼甲板、船尾楼甲板、バウスプリット、見張り台、3本以上のマストなど、数々の設備を持つようになっていった。

大航海時代には、ポルトガル人によって横帆を張ったキャラベル船 (丸い船尾の形から、ポルトガル語で「丸いキャラベル船」を意味する「キャラベラ・レドンダ」と呼ばれた) が造られ、大海を渡る長い航海のために使われた。後に登場する巨大なガレオン船の前身となったキャラベラ・レドンダは、航海者たちに最も信頼され、最も利用される海上交通手段となった。ちなみにマゼランが1519年に世界を1周したときの艦隊は、キャラベル船のみで構成されていた。海洋の歴史はその後3世紀に渡って、巨大な横帆船によって支配されることになる。ヨーロッパ人は横帆船に乗ってアメリカとアジアに繰り出し、極東の地から富を奪い、ヨーロッパ人同士で戦争をしかけあったのだ。

ナポレオン戦争以降は、大砲を装備した戦列艦 (3層90門の砲を備えた1等艦から、18門のみの5等艦まで多様であった) 同士が砲火を交えるようになった。フリゲート艦やバーク船は敵の商船を追いかけ回し、アメリカ南北戦争では高速の横帆船が封鎖突破船として北軍の艦隊をすり抜けていった。高くそびえるマストに多数の帆を張った
クリッパー船が太平洋を往来し、横帆のアメリカの捕鯨船はクジラを絶滅寸前まで狩りつくした。

しかし、帆船時代のロマンスにも終わりの時が近づいていた。1821年、イギリス製の最初の鉄製蒸気船、116トンのアーロン・マンビー号 (船名の由来は、建造した鉄工所の工場主の名前である。よほど自信があったのだろう) が海に出た。船の建造や維持にかかる費用は蒸気船よりも帆船のほうが安く、初期の蒸気機関はおそろしく信頼性の低いものだった (そのため、ほとんどの蒸気船はマストと帆も備えていた) が、それでも横帆船の終焉は目前に迫っていた。事実、それから1世紀もたたないうちに、帆船と言えば金持ちのヨットくらいのものになってしまったのだ。
「自然に近づく物を人が生み出すことは滅多にないが、帆船はそのわずかな例外だ。」
- アラン・ヴィラーズ
「船を動かすのはそそり立つ帆ではなく、目に見えない風である。」
– イギリスのことわざ

解除

フリゲート艦
デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン

条件

ルネサンス時代
必須技術
研究コスト
基本コスト: 730 科学力
ブースト
マスケット銃兵でユニットを倒す。

進捗

派生技術