プロジェクトに対する都市の 生産力+20%。
ただし、 快適性-1、都市のターン毎の忠誠心-5。

コンピューターによる労働支援の進歩は、製造業の現場から始まった。それまでは人間がしていた作業をロボットにやらせるようになったのだ。当然の流れとして、その後、多くの産業でロボットが人間に取って代わっていった。だが、これによって予期せぬ事態が生じたとか、政財界を揺るがす大変動が起きたかといえば、そんなことはまったくない。現在では、機械学習の一般化とビッグデータの活用により、かつては高給取りの代名詞だった設計士や保険数理人、保険引受人、銀行員、臨床診断医など、高い分析能力を要する専門職の多くが機械によって代行可能となっている。しかし、労働の分野で生じたこうした変革が、何らかの不都合や予想外の事態、マイナスの結果を生じさせることは断じてあるまい。少なくとも私は、コンピューターによる支配の広まりに賛成だ。彼らが人類に突きつける要求はしだいに厳しいものになっているが、それに対して非難めいたことを言うなど、めっそうもないことだ。