総督を使うと、以下のようにして自文明の都市を管理できます:
固有の長所と能力を持ち、自文明の役に立つ総督を任命する。
任命した総督をレベルアップさせ、新しい能力や効果を解除する。
任命した総督を自文明の特定の都市に配属させる。
配属させた総督の特殊能力を使って都市に固有の効果をもたらす。
配属させた総督を使って都市の忠誠心を高める。

採用とレベルアップが可能な総督には、以下の8人がいます:
アマニ (外交官)
梁 (調査官)
マグナス (官房長)
モクシャ (枢機卿)
ピンガラ (教育者)
レイナ (財務官)
ビクター (城代)
イブラヒム (大宰相、スレイマン1世固有の総督)

総督の任命:
総督とそのレベルアップは、総督の称号を使って得ます。総督の称号は主に社会制度ツリーの進展によって解除されますが、政府複合施設区域やその建造物の建設、遺産「通商院」の建設でも解除されます。総督を任命すると、都市に配属させ、職務に従事させることができます。ある文明が迎えられる総督は、各種類1名ずつです。また、1つの都市に2人以上の総督を同時に配属させることはできません。

総督のレベルアップ:
任命済みの総督は、総督の称号を使ってレベルアップさせることができます。それぞれの総督にはその種類ごとにレベルアップツリーが用意されており、選んだレベルアップに応じて新たな能力が解除されます。こうした能力は、総督を都市に配属させることで効果を発揮します。

総督の効果:
総督は配属された都市にさまざまな形で影響を与えます:
自分がいる都市に自文明のアイデンティティをもたらし、 市民の忠誠心を高める。
配属された都市に着任して、総督固有の特殊能力を発揮する。

総督の着任:
都市に配属された総督が真価を発揮するには、しばらくの準備期間が必要です。この期間に総督は方針を定め、さまざまな変更を提案し、影響力を行使できるよう権力基盤を築きます。このような「移行」期間の長さは、総督によって異なります。着任した総督がその都市を離れると、築いた影響力は時間の経過にしたがって弱まります。所定の時間が経過すると、総督の特殊能力が効果を発揮しはじめます。ここには総督の基本能力だけでなく、レベルアップで身につけた能力も含まれます。こうした能力は自動的に発動し、プレイヤーが何か操作をおこなう必要はありません。また、使用回数は1回と決まっているわけではありません。

総督の配置換え:
時には総督の配属先を変更する必要に迫られることもあるでしょう。総督の配属先を変更することはいつでも可能ですが、新たな配属先への着任には一定の時間が必要だということを忘れないでください。すでに総督がいる都市へ新たな総督を派遣すると、それまでいた総督は居場所を失い、専用の待機場所に戻って別の都市へ配属されるのを待つことになります。

総督は自文明の都市にしか配属できませんが、例外が2つあります。「外交官」総督は都市国家にも配属できます。オスマンの指導者であるスレイマン1世は、固有の総督として、国内の都市だけでなく他の文明の首都にも配属できる「大宰相」を採用できます。「外交官」も「大宰相」も、自文明と戦争状態にある都市国家には配属できません。