新規に訓練した労働者が追加の建設アクションを2つ得る。

ローマのコロナートゥスに見られるように、土地に農民を縛りつける制度自体はそれ以前からすでに存在していたが、中世ヨーロッパにおいては、10世紀にカロリング朝が崩壊した後、農奴制が本格的にはじまった。この時代、領主たちは荘園で働かせる労働力を必要としており、農民たちはさまざまな危険 (身の回りにはおよそ危険しかなかった) からの保護を求めていた。こうした背景の中、農奴制はヨーロッパの各地で自然発生的に生まれたのだ。12世紀から13世紀頃には、農奴に明確な法的立場が与えられるようになり、一般的な奴隷と区別され、諸々の権利も (最小限ではあるが) 認められるようになった。だが、やがて絶対王政の時代となり、中央集権的な体制が生まれると、農奴制はそれまでの利点を失い、1400年代を迎える頃にはロシアを除いてほとんど見られなくなった。