都市の建造物がその機能を最大限に発揮するには

電力が必要です。産業時代以降は電力の重要性がいっそう増します。電力不足の都市は産出にも問題が生じます。逆から見れば、しっかり機能している都市は電力需要が満たされている都市であると言えます。
都市の電力需要を完全に満たせている状態を

電力充足といいます。反対に、電力需要を満たせていない状態を

電力不足といいます。都市への電力供給には充足と不足のいずれかしかありません。一部の建造物にだけ電力を供給し、それ以外には供給しないということはできないのです。都市が電力不足になると、電力が必要な建造物は産出が通常の半分以下に落ちてしまうので気をつけましょう。

石炭、

石油、

ウランといった資源は、電力の供給源になります。これらの資源をもたらす施設がある状態で、適切な種類の発電所を工業地帯に建てると、都市に蓄えられている資源が自動的に電力に変換されるようになります。発電所は6タイル以内にある都市に電力を供給できます。ただし、石炭、石油、ウランを用いた発電は地球温暖化を招くため、長期的な環境負荷に配慮しなければなりません。
発電所は消費する資源に応じた電力を生み出します。石炭と石油火力発電所は資源1に対して電力4、原子力発電所は資源1に対して電力16を供給します。たとえば石炭火力発電所は、都市に蓄えられている石炭を毎ターン電力に変換します。発電所は自動的に電力供給範囲内にある都市の全需要を満たせるだけの電力を生み出そうとします。発電には発電率が高い資源が優先的に用いられ、備蓄量に差がなくなるまで他の資源は使いません。備蓄量が同じ場合は、備蓄量の多い資源が優先的に用いられます。それでも備蓄量が同じ場合、備蓄量の多い資源が優先的に用いられます。それも同じ場合は、技術的により進歩した資源が優先されます。たとえば石炭火力発電所と石油火力発電所がどちらも存在し、石油より石炭の供給の方が多い文明では、石油との差がなくなるまで石炭の備蓄を使って発電をおこなうわけです。もしそのプレイヤーが原子力発電所を建設している場合、1ウランで+16の電力が得られるため、備蓄されているウランから用いられます。
これら以外にも、水力発電ダムや風力発電所など、自然エネルギーを利用した発電方法もあります。こうした発電所の建設には後の時代の技術が必要ですが、地球温暖化を招くことなく電力を得ることができます。