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宗教

文化

アンシャン
固有能力

科学的な都市国家

1 代表団: 首都の 科学力+2。
3 代表団: すべての図書館の 科学力+2。
6 代表団: すべての大学の 科学力+2。

宗主国ボーナス アンシャン

傑作 (書物) 1つにつき 科学力+2。 遺物と 秘宝1つにつき 科学力+1。

歴史的背景
エラム美術には半人半獣をモチーフにしたものが多く見られ、はっとするほど繊細で美しい造形のものも少なくない。たとえば、現在ニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されている原エラム期の銀の小像、『片口の器を持つひざまずく雄牛』は、体は丸みを帯びた肉付きのいい人間だが、頭は雄牛で、器を掲げる両手も牛の蹄だ。その姿は女性的でも男性的であり、動物であると同時に人間でもある。『ひざまずく雄牛』とは対照的なのが、『グエノル・ライオネス』と呼ばれる石灰岩の小像だ。筋骨隆々とした体は間違いなく人間の男性だが、雌ライオンの頭、爪、尻尾を持つその両性具有の姿は、力強さをみなぎらせている一方で女性性も備えている。また、エラムの印章は円筒形をしており、柔らかい粘土に押しつけながら転がして用いられたが、できあがる模様は見た目に反して実に精巧だ。像などには宗教的な意味があったと考えられているが、印章は交易において個人を認証するものとして使われた。

文明は興亡を繰り返すものだが、アンシャンは長く重要な地位を保った。紀元前2700年頃にはシュメール人に征服された時期があり、現在のイランから現れた近隣の集団に支配されたこともあったが、いずれも長くはつづかなかった。それから1000年以上経った紀元前1500年頃、アンシャンは新たな帝国の中心地となる。その帝国はかのバビロンを相手に戦っただけでなく、バビロンを略奪し、その神々の王であるマルドゥクの像を奪った。しかしエラムの覇権も永遠のものではなく、アンシャンは紀元前500年代に衰退しはじめた。聖書の預言者エゼキエルは、エラムの衰退を次のように述べている。

「そこにはエラムがあり、そのすべての群衆がその墓を囲んでいる。彼らはみな剣によって殺され、割礼を受けることなく地の底に下った。彼らは生ける者の地で恐怖を招いた。この者たちは穴に下る者どもと共に恥辱を負う」(エゼキエル書32章24節)

やがてアンシャンにはペルシア人が移り住んできた。彼らは地域の性格を変え、街を蘇らせた。アンシャンは一時期ペルシアの首都となり、伝説のキュロス大王はここで生まれた。キュロスは遠い古代の王のように思われがちだが、彼の治世は実際のところは紀元前550年代頃のことである。彼が生まれた都市は、その時点ですでに建設から2500年の時を経ていた。つまり、キュロスから見たアンシャンは、現代の私たちから見たキュロスと同じように見えていたはずだ。きっと遠い昔の話に感じられたことだろう。

しかし、ペルシア人の興味が他へ移り、ペルセポリスに新しい首都が築かれると、アンシャンは小さな集落の1つに成り下がり、やがては廃墟となった。
PortraitSquare
icon_civilization_babylon

都市国家の種類

icon_citystate_science
科学重視
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都市国家の種類

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科学重視
固有能力

科学的な都市国家

1 代表団: 首都の 科学力+2。
3 代表団: すべての図書館の 科学力+2。
6 代表団: すべての大学の 科学力+2。

宗主国ボーナス アンシャン

傑作 (書物) 1つにつき 科学力+2。 遺物と 秘宝1つにつき 科学力+1。

歴史的背景
エラム美術には半人半獣をモチーフにしたものが多く見られ、はっとするほど繊細で美しい造形のものも少なくない。たとえば、現在ニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されている原エラム期の銀の小像、『片口の器を持つひざまずく雄牛』は、体は丸みを帯びた肉付きのいい人間だが、頭は雄牛で、器を掲げる両手も牛の蹄だ。その姿は女性的でも男性的であり、動物であると同時に人間でもある。『ひざまずく雄牛』とは対照的なのが、『グエノル・ライオネス』と呼ばれる石灰岩の小像だ。筋骨隆々とした体は間違いなく人間の男性だが、雌ライオンの頭、爪、尻尾を持つその両性具有の姿は、力強さをみなぎらせている一方で女性性も備えている。また、エラムの印章は円筒形をしており、柔らかい粘土に押しつけながら転がして用いられたが、できあがる模様は見た目に反して実に精巧だ。像などには宗教的な意味があったと考えられているが、印章は交易において個人を認証するものとして使われた。

文明は興亡を繰り返すものだが、アンシャンは長く重要な地位を保った。紀元前2700年頃にはシュメール人に征服された時期があり、現在のイランから現れた近隣の集団に支配されたこともあったが、いずれも長くはつづかなかった。それから1000年以上経った紀元前1500年頃、アンシャンは新たな帝国の中心地となる。その帝国はかのバビロンを相手に戦っただけでなく、バビロンを略奪し、その神々の王であるマルドゥクの像を奪った。しかしエラムの覇権も永遠のものではなく、アンシャンは紀元前500年代に衰退しはじめた。聖書の預言者エゼキエルは、エラムの衰退を次のように述べている。

「そこにはエラムがあり、そのすべての群衆がその墓を囲んでいる。彼らはみな剣によって殺され、割礼を受けることなく地の底に下った。彼らは生ける者の地で恐怖を招いた。この者たちは穴に下る者どもと共に恥辱を負う」(エゼキエル書32章24節)

やがてアンシャンにはペルシア人が移り住んできた。彼らは地域の性格を変え、街を蘇らせた。アンシャンは一時期ペルシアの首都となり、伝説のキュロス大王はここで生まれた。キュロスは遠い古代の王のように思われがちだが、彼の治世は実際のところは紀元前550年代頃のことである。彼が生まれた都市は、その時点ですでに建設から2500年の時を経ていた。つまり、キュロスから見たアンシャンは、現代の私たちから見たキュロスと同じように見えていたはずだ。きっと遠い昔の話に感じられたことだろう。

しかし、ペルシア人の興味が他へ移り、ペルセポリスに新しい首都が築かれると、アンシャンは小さな集落の1つに成り下がり、やがては廃墟となった。
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